Luckyとのデートでお台場に行った時の事。
決められた時間になると
天井から水のシャワーが落ちてくる場所があって
私はそれに釘付けになった
透明な水が一粒一粒
光と一緒になって落ちてくる
澄んで煌めいていて
私を優しく包むように
風が柔らかく 歌うように吹き始めて
シャワーが踊るようで 楽しげにみえる
私はどんな宝石より綺麗だなって
その光のシャワーになりたいなって
一粒一粒スローモーションの魔法を
かけてずっと見ていた
時間が止まって光の粒が
散らばって 広がって
星の中にいるように
光が私の細胞の一つ一つのようで
光って入り込んで
心がどんどん澄んでいくようで
私は静かな涙を
一粒流した
素敵な時間