コロナで外出を控えていた時に
カリンバという楽器を始めてみた。
オルゴールみたいな可愛い音色で
爪で弾きながら音を出す小さい楽器。
その楽器で
「キラキラ星」や「ふるさと」、
「蛍の光」等を練習した。
母の命日が近づいて思った。
母が、
ふるさとの山を思いおこすと
話していた鉢伏山で、
「ふるさと」を
カリンバで弾きたいな。
母に届くように。
そう考えてから、毎日少しずつ練習した。
そうして当日。
父も揃って家族で山に向かう。
見渡せる山の頂上に着いた時
曇り空の間から、
少しだけ青い空が覗いて、
太陽が見えたり隠れたり。
「ふるさと」は
上手に弾いたとは言えないけど
ありったけの気持ちをこめて
弾いた。
母が苦笑いしながら
でも、満面な笑みになって
抱きしめてくれてると想像して
幸せな気持ちになった。
Hopeも一緒に
来てくれてありがとう。
以前からなんとなく
思う事があって・・・
眼下には諏訪湖が広がる。
高ボッチ?
何語かな。
調べると、諸説ある中で
目にとまったのは
高ボッチ高原のパンフレットに
次のような記述があるらしい。
1.「だいだらボッチ」あるいは
「でいらボッチ」などと呼ばれる巨人が、
腰を下ろしてひと休みしたところ。
2)「ボッチ」とはアイヌ語で
巨人とか巨大の意味があって、
高い山あるいは大きな山という説。
『もののけ姫』には、
デイダラボッチが出てきたなぁ。
アイヌ語。長野なのに・・・
母は、北海道の人だから
高ボッチ高原周辺の山々から
見た風景が懐かしいと
なんとなく感じたのかなぁ・・・