瑠璃色の空と海

~HappyとLuckyのふたりごと~

宮沢賢治

賢治の心象世界にある

理想郷イーハトーヴは

岩手県を指す賢治による造語。

 

私の父の実家の寺も岩手県だ。

なので、自然に賢治は

私の思い出のあちこちにいる。

 

 

雨ニモマケズ」は、私が生徒会に

立候補した時の演説に盛り込んだ。

まー落ちたんだけども(^^;

 

春と修羅」の中の「永訣の朝」は、

私の短大の卒業課題で取り組んだ。

 

「わたしという現象は 

仮定された有機交流電燈の 

ひとつの青い照明です…… 」

で始まる「春と修羅」。

 

当時は、全く分からなかったけど

物凄い心が求めている言葉のようだった。

賢治特有の宇宙観が私の心の奥の方で

磁石のように呼んでるような気がして。

 

「永訣の朝」は

法華経に深く帰依した賢治の

唯一の味方だった"最愛"の妹" トシ子との

死別を描いていて、これが

銀河鉄道の夜」に繋がる。

 

よだかの星」は、

本屋で児童書担当の時の

品出しの際に絵本を読んだ。

衝撃を受けて、

涙目で陳列したのを思い出す。

 

結婚して、出産し、

Hopeが幼稚園で課題の

雨ニモマケズ」を暗記していた。

 

Hopeを連れて、父も一緒に家族での

イーハトーヴ旅行。

北上川を見ながら銀河鉄道を思った。

 

そして、

アニメ「文豪ストレイドッグス」。

 

これ、Happy的に最高に好き。

文豪各々の代表作が異能力、という設定。

 

 

その設定に異論もあるだろうけど

私はその異能に現代の苦悩が見えてきて

内容にずっしりと沿うような音楽にも

自分や家族を重ねて何度泣いたかな。

 

 

そんな宮沢賢治

親に逆らって浄土真宗から

法華経を信仰した。

 

賢治と宗教関係で調べると、

いろんな見方がズラーっ。

キリストまで出て来て・・・

端的に説明は、私には無理だ。

 

 

賢治は苦悩の人生だったのだ。うん。

よく分からないけど・・・

宮沢賢治には惹かれちゃうんだ!

 

 

 

そして、日蓮法華経は今後又出てくる。

もちろん、「銀河鉄道の夜」も

改めて感じる場面に出会う。

 

 

それが、今回の言いたい事デスm(_ _)m