" カノンKanon
サイマティクスCymatics "
【音が紡ぐ水の曼荼羅】
クラドニ図形の動画を見ていたら
" カノン・サイマティクス・アート"
って動画が出てきた。
動画を見て、これだ!と身を乗り出して見た。
カノン!観音!
カノンは観音じゃん!
私の好きなカノンの音楽。
何かが繋がるような気持ち。
以前調べた
「カノン」canon、の意味の中に
" ある音部の旋律を、
他の音部がそのまま忠実に
模倣しながら追いかけていく、
対位法的な楽曲形式、または楽曲。追復曲。"
と、あった。
〜
……
インド哲学では、
五大元素の中の「空」と同時に
「音」が生まれたとされる。
「音」は、
粒子や物が振動することで生まれる。
「音」=「振動」。
「音」に多様性を与えているのは、
1秒あたりの振動の周波数の違い。
人が聞き取ることが出来なくても
身体の他の部分が感じ取っている。
又、「音」は、
その音特有の形を作り出す性質がある。
「音」(振動)が物に動きを与え、
物の形・図形を作るという物理的分野を
「サイマティクス」と呼ぶ、のだそうだ。
動画はまさに
【音が紡ぐ水の曼荼羅】!!
水が振動によって曼荼羅の世界を作り出し
少しずつ変化しながら
ずっと繰り返されている。
……
読んで、心から感動した。
「音を観る」と書いて観音。
音とは世の中の全てをあらわしていて
観音様とは
見えるもの、聞こえないものも
自在に見聞きして救いの手を差し伸べてくださる
という意味なんだって。
「観」は主観=自分自身の心。
「音」は客観=周囲や他人のこと。
つまり、観音という言葉には
「私とあなた」という意味がある。
観音様が物事を観るときに
基本としているのが五観。
①【真観】
真実ので見る、真理を愛する心
②【清淨觀 】
私利私欲のない清らかないで見る
利他を重んずる心
③【広大智慧觀】
あらゆるものを大きな視点から
差別なく見る心
④【悲観】
優しい愛をもって
他者と苦しみを分かち合える心
⑤【慈観】
厳しい愛をもって
他者とともに喜び合う心
この五観の根本にあるのが「慈悲の心」。
観音様は
この世の生きとし生けるもの全てを救う為、
その姿を三十三身に変えられる。
大らかな視野で偏りなく自由自在に
この世界を観ていて、決まった姿がない。
仏教では自然を構成する
「地・水・火・風・空」を五大元素とし、
観音様は水の化身とされている。
水。
清流では優しく流れ、
冷やせば固形になり、
熱すれば気化して空に帰る。
どんどん姿を変えていく
水の化身である観音様。
観音様は
「心で自由自在に世の中を観る仏」。
私達が区別しがちな主観と客観の両方を、
大きな視野で偏りなく観ている。
この世に生を受けたことへの感謝。
平穏な日々への感謝。
周囲の方々への感謝。
観音様と向き合うことは、
自身の内面を見つめること。
遥か遠い世界の存在ではなく、
私たちの日常の中で観音様は
姿を変えて救いの手を差し出して
下さっている。
そして
「キャノン」という会社の創業者、
吉田五郎は観音様の信仰者で、
「観音」から「キャノン」という名前に
したんだって。。。
おー応援したくなるなぁ(*´꒳`*)
……
ところでこの観音様。
【法華経】では、「観世音菩薩」。
【般若心経】では、「観自在菩薩」。
(サンスクリット語の訳では「観自在菩薩」)
お坊さんは、お経を詠む度に
世界に素敵な曼荼羅を沢山沢山作ってるんだ。
ありがとうございます。
音は
水を振動させて曼荼羅を作っている。
世界中は慈悲の心で満ちている!
(気をつけるのは、、、
その音の出し方、気持ちのあり様なんだろうか)
カノン。。。
音楽が
心にどんどん広がっていくよ。
世界が
見えないエネルギーに
包まれているんだって。
ちゃんと見ようとしたら
ちゃんと感じられるんだ。
私は、感じられるようになったきて
本当に良かった。
世界は、本当に素敵だって
心から感動しています。
私の中で私の名前、
" 慈 " の字が振動、共鳴して、
今、心から幸せです。
水を大事にしよう。
音を大切に感じよう。
素敵な水の結晶を守るために
水の惑星を守るために
私達が出来ることをしよう。
私は何をしていこうかな。
カノン、もっともっと好きになるよ。
もっと知りたい。
どんどん私の中の
" 慈 " がわかるから。