瑠璃色の空と海

~HappyとLuckyのふたりごと~

宇陀・辰砂・丹生

" 水銀、辰砂は

ミイラ(即身仏)の腐敗処理にも使われていた。"

 

 

 

エジプトのミイラの

特番か何かの番組で

知ったんだっけかな。

 

 

天使の宮のルーツ、大和宇陀と

 

意外な感じで意外なところに

繋がっていくものだ。

 

 

・・・

 

 

日本列島を関東から九州まで

縦断しているライン・中央構造線

単なる断層ではなく、

「辰砂(しんしゃ)」が採れた。

 

辰砂は水銀鉱山から産出される

主要な鉱石で

辰砂を加熱すると水銀が蒸発。

冷却して水銀を取り出すのだって。

 

辰砂の朱は魔除けとして使用したり

不老不死の薬、漢方薬の原料としても

使用されてきた。

 

 

その開発は古く、

既に3~4世紀には古墳に用いられて

大量の朱(丹砂)は不老不死の妙薬とされる

仙薬の主たる成分だったらしい。

 

「辰砂」は、鉱物の名前で

「丹」は、辰砂を精製して得られる

顔料の別称。

 

仏教が伝わって辰砂(水銀朱)は、

仏像の鍍金に欠かすことのできない

材料になっていくのだって。

 

そして

万葉集」に " 宇陀の真赤土 " とあって

宇陀は水銀の産出地として知られていた。

 

また

日本書紀」では

宇陀市大宇陀迫間や中庄周辺で

薬猟があった記録もあるようだ。

薬猟の際、男性は薬効の大きい鹿の角をとり、

女性は薬草を摘んだ、と。

 

 

水銀を産する宇陀の地は

聖なる力がある土地と

考えられていたのかも。

 

 

" 古事記日本書紀に書かれた日本神話は

すべて水銀の産地が舞台である。

 

ヤマト政権や日本国家のはじまりは

この宇陀市の水銀鉱山だった。"

 

 

 

そ、そうなんだ(O_O)?

 

歴史って、本当に多面で深いなぁ。

 

 

・・・

 

中央構造線上には

沢山の弘法大師空海の伝説があるらしい。

そして

水銀の女神・丹生都比売命の繋がりも

びっくりだ。

 

私、知らない事だらけだな

(-_-)

 

 

 

朱色というのは、

古代の言い方で「丹(に)」。

 

丹が生まれると書いて、" にう。"

 

 現在の地名に「丹生」とつく地域は、

かつて水銀採掘が行われていたと考えられて

 

「丹生神社」を名乗る神社は

水神としても信仰されているんだって。

 

「水銀」と「水」!

そうか、ダブルの意味の【水】か。

 

 

奈良県宇陀市榛原雨師に

鎮座する丹生神社の

御祭神も水神である「高龗神」。

 

 

 

だんだん、大和宇陀、水神雷神

繋がってきたぞ。

 

・・・

 

高野山の開創以前は、

狩場明神と丹生都比売命が地主神だったらしい。

 

高野山の周辺には

〈丹生都比売神社〉・〈丹生酒殿神社〉、

東吉野村では〈丹生川上神社〉といった

丹生の名がついた神社が多い。

 

 

〈丹生都比売命〉

「水」と「丹」をつかさどる女神。

不老長生や神秘的な力の源。

 

弘法大師高野山を授けて、

その総鎮守となり

神仏習合の源泉となった。

 

 

 

空海との繋がりも見えてきた。

なんとなく、

イコールで沢山連なっている神様と、

繋がりそうな気もする。

 

 

 

丹生都比売命は

天照大御神の妹神、ってある。

 

どの神様も

沢山の謎だらけだけど

 

この神様が

 

 

天使なのかな?????

 

 

 

そして

 

 

空海の即身成仏・入定に

水銀がどう関わっていたのか。

 

 

・・・・・。

 

辰砂によって

今までの  空海像  とは違う

側面の記事を読んだ。

 

ただ凄いスーパーヒーローな

空海じゃなかったかもしれないな。

 

空海だって人間だったんだって

思うと

 

私は「苦」から「楽」な気持ちになった。

 

 

誰になる、とか

魂の転生、とか、

生まれ変わりとか、

 

いろんな事を受け取って知って

過去や未来に振り回されているような毎日。

 

でも

今、この瞬間、

私は私で有れば、

それで、良いんだなって。

 

 

私は私にしか、なれないんだからって

 

 

いつもいつも繰り返して

重くなっていた考えが

心から腹落ちして、楽になった。

(●´ω`●)

 

 

・・・

 

ともかく

宇陀は、辰砂が重要なキー。

そして

辰砂といえば

 

宝石の国」!(^^)/~~~