2024年1月9日。
この日は、港北にあるIKEAに行く事にした。
2003年に、Hopeが生まれてから
2007年に、ららぽーと横浜が出来たりと
いろんな所行ったなぁ。
ニュータウンか。
行ったっけね。
飛行場みたいに広いなぁって思ったんだよな。
多摩ニュータウンが舞台の
「平成たぬき合戦ぽんぽこ」を見ていた当時は
まさか、そこに住むなんて
考えた事無かったしなぁ。
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「ぽんぽこたぬきの歌に出てくる
" 鈴ヶ森 " や " 鷹ヶ森 " って
この辺にあるのかな？」
「さあ？」
尾根幹線道路を走りながら
私は " 鈴ヶ森 " を調べたんだ。
「鈴ヶ森刑場跡」。
地図を見る。
居木、貴船、荏原、蛇窪、品川…
またこの辺り！
ウェブサイトの大経寺に飛んだ。
そして、固まる。
火刑に処された場所。
八百屋お七といえば比翼連理。
大経寺のホームページの
八百屋お七の説明はこのようにある。
" 本郷の八百屋の娘お七は、
天和2年（1682）家が火災で燃えてしまいます。
家を再建するまでの間、
お寺に仮住まいをしますが、
そのお寺で吉三郎に出会い、
一目で恋に落ちました。
再建が終わり、家に戻りましたが
お七はどうしても吉三郎を忘れることができず、
その一途な思いから
「もう一度火事で類焼すれば、会えるかもしれない」
と思いつき、近所に付け火をしてしまいます。
そして放火の罪で捕まったお七は、
天和3年（1683）、
ここ鈴ヶ森で火炙りの刑を受けます。"
「火付けは死罪・・・
もし見つかれば殺される・・・」
火の見やぐらを昇る狂気のシーン。
…はっとした。
笠森観音の階段を登る時に感じた感覚は
" コレ " に繋がるのか？と思って
背中がゾワッとした。
思い出してって、言われている？
もの凄い風が吹いて私の奥底に
何かを送り込んでくるような
感情が乗っ取られてしまうような
自分じゃ無いような
あぁ、でも冷静にそれを凝視してみている何か。
港北？
あゆみ野？
おゆみ野？
・・・
方向音痴
地図音痴
あーなんとでも言って！！
Hopeが生まれて初めての靴を、
この なんとか野、で買わなかった？
あゆみ野おゆみ野がぐるぐるする中
ファーストシューズが気になって仕方ない。
頭がぐちゃぐちゃになりながら
運転しているLuckyに
「なんとか野っていう所で靴買ったよね⁉️」
「あゆみ野？おゆみ野？そんな感じの場所で‼️」
ヒートアップしてきた私。
港北もぐるぐるしていて
港北ニュータウン、刑場で調べる。
血流れ坂、 磔刑・・・
坂、坂道、そうだ、坂道を登りながら
「痛みから自由になる」って
歯を食い縛ったんだ。
でももっとずっとどこかでも
同じようなことを感じて無かった？…
…坂道
そう、それから
初めての靴を悩んでネットで見つけて
買いに行った店先の坂道で、Hopeに履かせて
立ち上がって、2、3歩、歩く姿を見て
胸がいっぱいになった日も思い出した。
血が流れる感覚と
幸せいっぱいな気持ちと
どことどこかの坂道が交差して、
IKEAに着いても私は歩け無かった。
座り込んで、お七さんを思う。
張り裂けそうな声がする。
火炙りになりながら、何か叫んでる。
ーーーーーー‼️
〈やっと会えた〉
・・・そうも感じてる。
ネコのラッキーが
クマのハッピーに
初めて手紙を運んできた最初の言葉。
「ラッキーとハッピーの
名前に込められた意味・【幸】が
同じですね。」
そして、【幸せ】の象徴のHopeを授かった。
そのHopeが苦しんでいる。
鎖に繋がれたようにもがいて、
時にパニックをおこしながら
罰し、罰されているようにみえる。
そんな全部の思いがごちゃ混ぜになって
全身が重くて歩けない。
そんな私の思いをLuckyは全て分かる訳もない。
しょうがない。
泣きながら途切れ途切れに話す私を見て、
キョトンとしながら、
「神様神様言ってたのに、
今度はお七さんってわからないなぁ。」
それはそう。
私だって訳分からんのだし。
" 鈴ヶ森 " と" 江戸の火災 "
" お七 " に " 吉祥寺 "
…繋がる先は、何だ⁉️
