瑠璃色の空と海

~HappyとLuckyのふたりごと~

お雛様と火と水と蛇と

家ではここ何年かお雛様を飾ってなかった。

 

 

いろんな気持ちの整理がつかなくて。

22を始めとしていろんな不思議が次々にあって。

その象徴的な階段踊り場の

お雛様センサーライト。

 

・・・

 

でも可睡斎で沢山の雛人形を見た時に

3つの事を考えて飾らなくては、と思った。

 

1つ目。

Hopeが生まれる前から作り始めた雛人形。

フェリシモという通販で

毎月少しずつ送られてくるキットを

Luckyと2人で作った。

 

そして今、Hopeは【22】歳だという事。

 

2つ目。

可睡斎で雛人形が並ぶ光景に

「妖鬼妃伝」という漫画を思い出した。

「ガラスの仮面」の美内すずえの作品だ。

 

 

3つ目。

可睡斎の人形はお雛様だけでなく

〈本能寺の変〉での炎に包まれる構図が、

お七さんに被って見えちゃって。

炎。炎。炎。

「妖鬼妃伝」でも飾られた人形の館に

最後は火事が上がって…

 

          

・・・・・・

 

秋葉権現は、

静岡県の秋葉山を本拠とする、

火防(ひよけ)・火伏せ(火災除け)

霊験で知られる神仏習合の神。

 

愛宕神社(総本社:京都)と

秋葉神社(総本社:静岡)は、


本山が異なっても共に

火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を祀る。

 

誕生時に母のイザナミは大火傷をおって死。

父イザナギに斬られた神だ。

 

 

 

可睡斎の

大東司(トイレ)の烏蒭沙摩明王は、
烈火で不浄を清浄と化す、密教の力強い明王。

 

不動明王との違いは?

 

どちらも炎をまとった憤怒の姿。

 

烏蒭沙摩は「不浄の浄化(特にトイレ)」、

不動は「すべての災いの破壊」。

 

なんだって。

 

 

・・・・・・

 

可睡斎の雛まつりは、

日本最大級の32段・約1200体の大雛壇が有名で

人形への感謝と新たな門出を祝う、

供養寺ならではの行事という事らしい。

 

そして3月3日は

上巳(じょうし)の節句」といって

旧暦3月の最初の巳の日なんだって。

 


元々は女の子のお祭りではなく、

春を喜び、無病息災を願う厄祓い行事だった。

 

草木、紙やわらで作った素朴な人形に、

自分の災厄を移して

海や川に流した祓いの神事。

 

 

そして平安時代、

紙などで作った幼女の遊び相手の

小さな人形は「ひいな」と呼ばれていた。

 

この「ひいな」と、

上巳の節句に用いられた「ひとがた」とが、

長い年月の間に融け合って、

 

雛人形が生れた。

 

 

・・・・・・

 

水を司り穢れを流す神と

そして

巳の日・蛇の神様と

 

 

 

 

お雛様の中に込められた、神様。

幼稚園時代にHopeが作ったお雛様。