ここに記しているのは
母としての視点です。
誰でも
触れたくない思い出の一つや二つ
あると思います
その時感じた思いは蓋を閉じて無いものとして
厳重にひっそりと眠らせていました
まさか。
覚悟を決めてその思いと
対峙する日が来るなんて・・・
”子供の心と体が不安定になった”
家庭の問題
親子の問題
どこの家庭でも
少なからずあるとは思うのだけれど
それは表面化して加速していった
子からしたら、いきなりでは無くて
ずっとサインを送っていたんだと思う
そして
その頃 私は 子のサインを
受け取れなかった。
子は小さい頃から自由を欲していて
私はそれを理解しつつも はみ出さないように
「普通」の型を教え続けた
子の生気が日に日に弱々しくなって
どうしたら良いか必死に考える毎日
1番親にして欲しかった事をしてあげられなかったんじゃないか
1番親にして欲しくなかった事をしていたんじゃないか
ぐるぐる思考を繰り返して
見たくないものが 溢れ出してくる
子が苦しんでいる
傷ついてうずくまって泣いてる
代わってあげられるなら、
その方がどんなに良いかしれない
そう思って
何度も何度も泣いた
病院等にも行ったけど
焦るほどに心身が蝕まれて
親子の距離感もわからなくなって
私もパニックになっていった
お互い思い合ってるのにすれ違う
それぞれの向いている方向がまとまらなくなって
空回りしながら真剣で斬り合って
傷だらけになってる
子には子の 思いが
父には父の 思いが
それぞれあって
私にも 思いがある
なんで こうなったんだろう
「普通」って何ですか
良い親って何ですか
胸にポッカリ穴が開いた感じは何ですか
私は
もう見ることもないだろうと
しまい込んでいた「パンドラの箱」と
向き合う決意をしました
ここに何かが きっと ある
誰も変えられない
変わることが出来るのは自分だけ
私がまず変わろう
私が今見ているこの世界に
希望を必ず見出していこう